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大原焼の種類
大原焼
の種類
について
「伝統的大原焼と新しい大原焼」
大原焼には「伝統的大原焼」と「新しい大原焼」があり、どちらも「大原焼」と呼んでいます。
■伝統的大原焼の種類
伝統的大原焼には「火の器」である厨房具の砂鍋(=焙烙ほうろく)や竈(くど)、あるいは羽釜や土瓶(どびん)、こんろなどの生活用具があり、それらを主力に壺や甕(かめ)や置物や土管、奉納物である狛犬や供養塔や宝殿(祠)などの祭器関係、縁起物や玩具、はぜ壺やたこ壺などの多種多様な瓦質土器が時代の生活様式の変化と共に,或いは時代を先取りするような製品が作られていました。
大原焼の多くは型物作りの技法が用いられています。
注*ほうろく=現在の土鍋やフライパン *くど=ガスコンロや I H *羽釜=炊飯器 *土瓶=やかん
■器種別大原焼
大原焼を以下のように5つの器種に大別しました。
(里庄町刊(1989)坂本輝正著「大原焼」”大原焼の器種”に準拠)
*クリックすると器種別ページへ
土釜
土瓶
ほうろく(焙烙)
手ぼうろく(ゴマ炒り)
クドと五徳
火消し壺と外型
こたつ
手あぶり火鉢(大正時代)
茶釜と鬼面風炉
大甕
花瓶
花台
供養塔/五重塔
不動院(里庄町新庄)
宝殿(日吉神社)
絵ほうろく(山神社奉納物)
恵比須大黒様
貯金箱/福助
土鈴
はぜ壺
たこ壺
土錘
■新しい大原焼
「新しい大原焼」は昭和45年(1970)頃、伝統的大原焼から焼締陶への転換が試みられ、その後、釉薬を施した楽焼きや陶器やオブジェも作られる。
焼締陶/壺
殿山窯小野正一作 里庄町歴史民俗資料館蔵
釉薬陶/茶碗
里庄町歴史民俗資料館蔵
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