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第4回大原焼プロジェクト展

2020年1月15日〜28日まで、里庄町立図書館で4回目の展示を行いました。
展示も昨年からプロジェクトの活動や大原焼の紹介に加え、テーマを設けて特別展的な内容で展示できました。
今年のテーマは「宝殿」です。「宝殿」とは岡山県南で呼ばれている名称で、瓦質製の小さな祠(さまざまな信仰対象を納める一種の容器)のことを言います。その祠の祭神は屋敷神や山の神、荒神、疫神、水の神や火の神、農耕神や田の神、地神、牛神、才の神、道祖神、金精様(カナマルサマ)等々数え切れないほどあり、いろいろな場所に祭られ、信仰の祀り手によって大事にされていました。
しかし、残念ながら、今ではその担い手も限られ、その姿を見ることも少なくなりました。
合わせて、会員が制作し、野焼きした「宝殿」も展示しました。