- oharayaki
ツルニチニチソウ(蔓日々草)

桜が満開になり、陽射しもすっかり春らしく、歩いていても汗ばんできます。
ツルニチニチソウの花言葉は「楽しき思い出」「幼なじみ」「優しい追憶」など、親しい、ほのぼのとしたイメージです。
しかし、私にとっては畑や敷地に知らぬ間に、どんどん侵入してくる厄介者です。手で引っこ抜いても、鎌や草刈り機で刈っても刈っても茎を横走りさせ、節から発根して広がります。もともと観賞用に栽培されていたものが逸出し、人家付近で野生化しているようです。それでも、梅の花が咲き始める頃からぽつり、ぽつりと薄紫の花を咲かせる姿は清楚な感じさえします。複雑な気持ちになります。